からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定・立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にて呟いております。
オーダーメイド枕の電話予約を頂きました。
「○○ですけど、オーダー枕の調整をお願いしたいのと、新規で一つオーダーメイド枕を作って欲しいんですけど・・・」
でも、そのお名前にピンときませんで、予約は受けたのですが・・・（苦笑）
「○○さんとかって作ったっけ？他所でオーダー枕作っとんしゃーのば間違えてうちにかけんしゃったとかいな？」
すると名前で検索しても出てこないはずです。何故なら結婚されていたから・・・。電話番号で検索するとヒットしました。
「あぁ～あのお客様だ！」
2016年にオーダーメイド枕を作られているのでご愛用歴4年です。
奥様は、黒木メイサの面影もあり～の、ローラの面影もあり～のの超べっぴんさん。
そして、本日ご夫婦でご来店されました。
なんと奥様のオーダーメイド枕の中材は、一番柔らかい素材：ブランクスピーつぶ綿でお作りしておりました。首もとのところは、仰向け寝の首の部分はもちろん、横向き寝の首の部分も当たり前ですがヘタっていました。
「オーダーメイド枕を作られてどげんやったですか？」
「作って良かったです。でも、ヘタってしまって」
「でしょうね、でしょうね、でしょうね。オーダーメイド枕をずっとキープできるのは、高さ調整をし続けてこそオーダーメイド枕ですから、高さがアレッ？と感じつつも高さ調整をしなければば、ただの既製品の枕と同じになります」
当店まくらと眠りのお店いろはでお仕立てするオーダーメイド枕は2層式です。画像の上層部にはパイプが入っていますが、下層部分がベース層になります。オーダーメイド枕を使い続けていくうちに、下層部分ベース層がヘタってきます。ベース層がヘタってきたら上層部の中材を足したりして高さをキープしますが、奥様のオーダーメイド枕の中材は、柔らかめのブランクスピーつぶ綿でお作りしていますから、ベース層がヘタる前に上層部：ブランクスピーつぶ綿がヘタってしまいます。なので、パイプ素材でオーダーメイド枕を作られる人よりも、ブランクスピーつぶ綿で作られた人は、自分自身でブランクスピーつぶ綿を揉み解してもらうか、当店まくらと眠りのお店いろはへ持って来てくだされば、揉み解して高さ調整を行ないます。
で、ブランクスピーつぶ綿でオーダーメイド枕を作られた人には、半年に一回は当店まくらと眠りのお店いろはへお持ち下さい。揉み解すことでフワッと作った時の高さに元通りになりますからとお伝えしていますが、奥様は4年もの間、高さ調整に来られていませんから、私から言わせると、ようどげんもなかったですね？となるのです。
でも、どげんもなかったですね？はい、どげんもなかったです！と言われるのは危険な証拠なんです。何故なら、自分の体型に合っていない高さで寝続けることでかならずや首や肩に負担がかかっているからです。それって、合わない枕でも寝続けることで慣れてしまうんです。まぁ～それがただただ若さという名の気力、体力、体の柔軟性でカバーできてるだけなんです。
まだ奥様は20代ですので、如何様にも体の柔軟性でカバーできてる証拠でもあるのですが、やはり先々の数年後、数十年後の自分の体のことを考えるならば、オーダーメイド枕の高さ調整は必須なんです。
すぐに、助手が奥様のオーダーメイド枕の中材を揉み解し作業に取りかかりました。
そして、私はご主人様のカウンセリングを行なって行きました。カウンセリングを終え、体圧測定をしながらのオーダーメイド枕の中材選び、そして、3種類のオーダーメイド枕の中から寝比べて決めて頂きました。ご主人様の誕生日はまさに今日！3月12日。奥様のそばに行き、オーダーメイド枕の大きさのことを小声で話しました。何故なら奥様のオーダーメイド枕はレギュラーサイズで作られているので、予算もレギュラーサイズで考えている場合があるからです。私が余計なことを話して、奥様に恥をかかすわけにはいけませんので・・・。すると、本人の希望でワイドサイズならワイドサイズでもいいと言われました。ちゃんと細かいところに気がつきますと！とは、みぞえ住宅の女社長のテレビ宣伝を幼少の頃から見て育ったせいかどうかはわかりませんが私店長岡田は自分で言うのも野暮ですが、何かしらピン！ときて気は利く方ではありますのでそこんとこお任せ下さいませ。（苦笑）
そして、立位測定へ。
測定が終わる頃には、奥様のオーダーメイド枕の揉み解し作業を終えており、またこれから先のヘタりを考慮し高さ調整を事前に行ないました。
ご主人様のボディデータをプリントアウトし説明していきました。その間に助手が、ご主人様のオーダーメイド枕ワイド７０を仕立てていきます。
説明が終わる頃には、オーダーメイド枕が出来上がっておりまして、２階ベッド＆マットレスコーナーにてフィッティング。奥様の揉み解し＆高さ調整をしたオーダーメイド枕もフィッティングしてもらいます。
それぞれ、ご主人様、奥様に自分のオーダーメイド枕に寝て頂きました。
そして、奥様にはご主人様の寝姿勢ラインの仰向け寝、横向き寝を確認して頂きました。ご主人様は、今現在使われている枕は、まくらではなくクッションで寝てあるとか。
はじめに、高さの高い枕が好き！でも好きと合っているは違いますよ！というお話はさせて頂いていました。
「低く感じます？」
「いや、そこまで低いとは思いませんね」
と言われました。
今ご主人様の寝てある寝姿勢ラインは、最もラクに眠れる寝姿勢ラインとなっているのです。だから、まくらをしている！という感じはしていないはずです。
「そうですね」
そして、オーダーメイドマットレスを体感頂きまして、今お使いのベッドマットレスのだいたいの硬さで最終フィッティングを行ないます。本来、オーダーメイド枕とは、体型に合わせてお作りするものなのですが、ベッドの硬さに物凄く左右されるのです。
オーダーメイド枕を作りに行って、自分が今使っているベッドマットレス（敷きふとん）の硬さと異なるマットレス（敷きふとん）でフィッティングを行なわれていたとすれば、自宅で寝てみたら高さが合わない！と言われるのは当たり前の話です。
オーダーメイド枕はどこのお店で作っても同じだろう？と思われてる方、どこで作っても同じではありません。フィッティングの仕方も違えば、高さ調整の仕方も違います。
フィッティング、高さ調整を行ないお仕立て致しました。
まくらは既製品の枕が星の数ほど発売されていますが、まくらはオーダーメイド枕が一番です。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・編・集・後・記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな私でも毎年バレンタインデーでは数個のチョコを頂いているんです。そして明後日がホワイトデーですね。なので今日、お店を閉め岩田屋に行って来ました。すると本館、お菓子、ケーキ売り場はサラリーマンなど男の人が多かったです。フランス菓子16区で１００％買うつもりでいましたが、売り切れの商品が多々ありまして・・・。ならば他の売り場を見て回るかといろいろ見て回り、他のお店で買いました。明日、持って行こうと思います。
