先日、オーダーカーテンを取付けたお客様がご来店（福岡市南区・女性（奥様）・９０代）「ベッドとマットレス買いに来たよ」

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、×なし2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にて呟いております。

お客様過去ブログ記事
カーテン取り付け｜オーダーカーテン・レース｜福岡県福岡市南区N様邸

※一見様宅へのカーテン見積り、採寸・取り付けは一切行なっておりません。

【福岡県福岡市南区・女性（奥様）・90代】

窓から網戸から拭き掃除をしてオーダーカーテンの取り付けを数週間前に行いました。窓拭きと網戸掃除はお客様と約束していたからです。その帰りしな「縁側のカーテンも宜しくお願いしときますね。でも本当はね、僕の専門はベッドとマットレスのほうやけんこちらもなんかあったら宜しくお願いしときます」と言いながら玄関に向っていると・・・。

「えっ、ベッドが専門とね？いや去年からベッドを買おうかな・・・？どこで買ったらいいかな？って思いよったとよ。あっ、そうね。じゃあ今年中に買いに来るけん」

「マジで？」

「私しゃ嘘言わんよ」

「うん、楽しみに待っとくけん」

冷やかしの客も多いなか、お客様は約束を守って来店してくれました。
マンモスウレピー。

「ベッドとマットレスを買いに来たよ」

「うわっ～嬉しかぁ～。ばっちり提案するけん。ベッドは２階に置いとっちゃけど上がりきい？上がりきらんならおんぶするばってんが」

「おんぶげなせんちゃよかよ」

「じゃあまず、奥さんの体型ば測定させてもらってよか？」

「そんなことすると？」

「どうせなら気持ちよかベッドがよかろうもん？」

「そりゃそうたいね・・・」

そして、体圧測定を行ないまして続いて立位測定を行ないました。

今の時代、測定なんかせずともマットレスは売れます。有名人やアスリート、スポーツ選手を広告塔にしてバンバン宣伝すれば売れてしまうのがマットレスしかり、既製品のまくらしかり。なるべく接客時間をかけずにマットレスが右から左に売れれば販売する方もラクですよね。

当店まくらと眠りのお店いろはでは、マットレスをご提案するときには背骨は一本で繋がっているので、まくらとマットレスは対（セット）で考えるべきという考えから、買う！買わない！は別として体圧測定を行ない、体型を測定して体感用のオーダーメイド枕を作り、マットレスを体感してもらうスタイルを取っていますので、接客時間は最低でも2時間はかかります。時間だけを見ると、そんなにマットレスの提案に時間がかかるなんて冗談じゃない！と思われる人もいるでしょう。
（※予約のお客様に限る）

とことん測定にこだわり寝具（まくら・マットレス）をご提案するのが、まくらと眠りのお店いろは流です。

奥さんの測定データをプリントアウトし、助手にまくらを作らせている間に説明を行ないました。説明が終わる頃にまくらが出来上がっていますので２階へご案内しますが・・・。

「２階に上がりきいね？階段やけど」

「上がりきるよ」

「なら階段から落ちたらいかんけん下で僕がサポートしとくけん、手すりば持ってゆっくり上がってね。いそがんでちゃよかけんね」

「うん。わかった」

２階に上がると・・・。

「あら～２階はこげんなっとうと？」

「１階と雰囲気が全然違おう？」

「そうね。全然違うね」

そして、既に奥様の配列に組み合わせていたＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイドマットレスに寝て頂きました。ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイドマットレスは２種類ございます。

大キューブ・中キューブ・小キューブを組み合わせ、また２種類の肩キューブから１３２００通りの組み合わせからお作りする２０年の歴史があるスタンダードタイプ・オーダーメイドマットレス。

上層部６種類、下層部５種類を組み合わせ４３２００通りの組み合わせからお作りするＮＥＷモデル・オーダーメイドマットレスプレミアム。

奥様は、ベッドは電動ベッドがいいと言われましたので、ベッドフレームをいろいろと見ていただきました。ベッドの高さは低い方が良いと言われました。

ベッドフレームは、センベラからお決め下さいました。センベラのベッドフレームの土台は、すのこ、ウッドスプリング、フリーモーション（電動）からお選び頂けます。

奥様は、電動ベッドがいいと言われていたので、フリーモーション（電動）をお選び頂き、ベッドフレームは、センベラ・エルベにお決め下さいました。

ＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイドマットレスは、ベッドマットレスタイプ１８ｃｍｏｒ２２ｃｍとフロアタイプ９ｃｍｏｒ１１ｃｍがあるのですが、ベッドの上にマットレスをセットして、立ち上がりやすさなど比べて頂きました。すると、フロアタイプに決まりました。

オーダーメイドマットレス・プレミアムの寝心地がいいと言われましたが、オーダーメイドマットレス・プレミアムフロアタイプは、三つ折りしかございません。電動ベッドと相性が悪いのが三つ折りマットレスです。

オーダーメイドマットレス・スタンダードタイプは１枚物がございますので、なくなくスタンダードタイプのマットレスをお選びになられました。

そして、サイズはセミダブルがいいと言われました。

で、体型を測定し、ＢＭＩ値を割り出し作るＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイドマットレスでも、単体ではまだまだ快適な寝床にはなりません。オーダーメイドマットレスに限らず、有名海外ブランドのベッドマットレスしかり、有名な日本ブランドのベッドマットレスしかり、スポーツ選手、アスリートが宣伝しているマットレスしかり・・・。

何故なら、一晩にかく汗（２００ｃｃ）のことを考えなくてはならないからです。ということで、マットレスから起きて上がってもらい、ベッドパッドをご紹介させていただきました。まくらと眠りのお店いろはがお勧めしているベッドパッドは、ドイツ製ビラベック社ウールベッドパッドです。

ウールベッドパッドと名が付けば、どれも同じか？というとどれも同じではございません。ビラベック・ウールベッドパッドの側生地は通常の寝具に使われている側生地よりも１００倍、通気性があるので、ウール本来が持つ力！吸湿性、放湿性、保温性を１％も損なうことなく１００％発揮してくれます。また、ウールの洗浄は、化学薬品を使うことなく水と中性洗剤のみで洗浄しているので、地球環境にも優しいし、使用する私たちの身体にも優しいのです。但し、化学薬品を使わないので藁が混ざっていたり、黒い毛が混ざっているのはご愛嬌でお願いしますという説明をし、３種類あるウールベッドパッドの中から２種類のウールベッドパッドをオーダーメイドマットレスにセットして寝ていただきました。

奥様が選ばれたウールベッドパッドは、中わたのウールの量が３，２キロ詰めてある、ビラベック・ヴォルフベッドパッドでした。

そして、ビラベック・ウールベッドパッドと特に相性が良い、４０番手コーマ糸使用コットンムースＢＯＸシーツをご提案させて頂きました。

「兄ちゃんが勧めるのやったらそれでいいよ」
と言われましたので、色だけ決めて頂きました。

奥様が銀行にお金を下ろしに行くと言われましたので、助手をボディガードにつけていきました。金額も大きかったので、銀行員から何にお使いですか？と尋ねられたそうです。

すると奥様が・・・
「ベッドを買うけんがお金を下ろしに来たとさ。それとは別に生活費の分も下ろしたいと」
と言われたそうですが、例えば銀行員さんもベッドなどニトリなどで購入されている人ならば、その感覚でものを言われたりすると、そんなにベッドが高いなんて！絶対に騙されているわ！と疑う人もおんしゃろうね～と思いました。

助手も身分証の提示を求められたそうですが・・・。
「この子は、井尻商店街の中のおふとん屋さんの若奥さんやけん、よかと。嘘と思うならそこのふとん屋さんに行ってんしゃい」
って奥様が言われたそうです。

すると銀行員さんが入れ替わり、金額が大きいので交番に届けなくちゃいけないと言われたそうです。
しかし、奥様も「ベッドと生活費を下ろしたいし、この人（助手）は、ふとん屋の若奥さんやけん、なんも心配いらんと」
と言われ、どうにかお金は引き出せたそうです。何十年とお客様との付き合いの中で、身分証出せ！だの、引き出す金額が大きいから交番に届けなくちゃいけないだの！面倒らしいと無茶苦茶思いますが、でも、銀行員のお声がけで詐欺被害を未然に防げた！ということも多分にあると思うので鉄壁のガードなんでしょうが・・・。

そして、奥様と助手が戻ってきて、支払いを済ませて頂きました。

すぐに発注をかけますので、楽しみにお待ち下さいね。

ありがとうございました。

【編・集・後・記】

日本×スペイン戦（１２月２日（金））４時キックオフ。この試合は絶対に見ようと思っていて３時４５分に目覚ましをかけていました。しかし、２時３０分に目が覚めてしまいました。自分も興奮していたのかな？と思いました。二度寝はできないと思い、録画していたトラベルナースを見ました。そして、なんやかんやで４時になり、リビングで観戦しました。前半１点を奪われたときには、でしょうね・・・と落胆しました。もう寝るかな？どうしようかな？と思いながらも前半が終了し、休憩になり後半戦に突入。そして、まさかまさかの同点ゴールのときには、思わず拍手して喜びました。数年前のワールドカップ？予選？のときには、ちょうど季節が夏前くらいで冷房を入れるには早すぎる時期で網戸で過ごしていたので、日本がゴールを決めると、あっちこっちから歓声が聞こえてきましたが、今回は、あっちこっちからの歓声は聞こえませんでした。そして、もう１点ゴールを決めたときには、絶対にラインからボールが出ていたので１点は取り消しだろうと思っていました。ここで騒いでも後からノーゴールと言われたらきついから・・・。でもＶＡＲ判定でゴールになったときには、思わず立ち上がり勝利を叫び、拍手して、体中で喜びを表現しました。一人リビングで・・・（笑）遠くから「うるせぇー」と妻が叫んでいたようないないような・・・（笑）

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