
からだリラックスで眠れる寝床は、スポーツ選手、アスリートが広告塔のマットレス単体では、100%ではございません。からだリラックスで眠れる寝床は、世界の名だたるホテルに採用されているマットレス単体では、100%ではございません。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定、立位測定(全身・側面)フルボディートレーサー導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、2代目店長岡田の今日の一人言は、本文最後の編集後記にてどうぞ。
【福岡県福岡市博多区・女性・??歳】
「綿100%で白の敷きふとんシーツございます?」と飛び込みでご来店されたお客様。
綿100%の昔ながらの白色の敷きふとんカバーの取り扱いはございますので数点お見せすると購入されました。
「以前もこちらで綿わたふとんの仕立て替えをお願いしたんだけど今でもしていらっしゃる?」
「してますよ」
「敷きふとん2枚あるんだけど・・・」
「出来上がりが早くて1ヵ月、無茶苦茶遅くなって3ヵ月。平均で2ヵ月位かかっているんですが・・・。それでもいいよって言うことであれば全然お受けいたしますが・・・」
「じゃあ取りあえず1枚だけお願いして、出来上がってきたらもう一枚出すわ。まぁ~急ぎはしないから・・・」
ということで、お客様のご自宅まで綿とりに行く日時を決めて取りに伺いました。
私が、いろはに入社して34年経ちますが、この敷きふとんの側生地も見覚えございませんから、この敷きふとんは、34年以上前の敷きふとんだと思います。
私の父も、いろはのネーム一つにしてもこだわりをもって作っていたようです。この黒・赤・黄色の紙袋も作っていました。昭和の時代は、どこのお店もですが名前を売らないかん!と百貨店はもちろんですが、スーパー、個人商店も袋やビニール袋に店名を印刷していましたね。

私も父の影響なのか?ネームタグのようなデザインをするのは嫌いじゃありません。
現在のネーム(表)

現在のネーム(裏)です。

綿わたふとんは、掛け5年、敷き3年で打ち直しを行い仕立て替えすることで使い続けることができますので、まさにエコ商品なのです。なので、仕立て替えをする前提で作っていますので、敷きふとんの横っぱらところ(綿わたが見えている部分)だいたい170cm位は、側生地を開けやすいように手縫いで縫っています。その周りはミシンで縫っております。
当店も一回ございましたが、この手縫いをミシンで縫われていない!下手くそに仕立て替えされた!と激怒された若い奥さんがいらっしゃいました(苦笑)もともとミシンで全周縫われている敷きふとんは、見栄えはいいかもしれませんが、それは職人が一枚一枚手作りで蒲鉾のように仕立て上げるのと違い、機械仕上げのオートメーションで仕立て替えされたおふとんでしたから、ふとんの四隅まできちんとわたが入っていなかったりと、出来上がりは同じようなものでも、使っていくうちに寝心地の差は歴然です。
お客様宅から綿わた敷きふとん1枚を引き取ってきました。側生地から綿わたが見えているのは、お客様にわたを確認してもらったからです。中わたは側生地が被っていれば見えません。昔は、わたをすり替えられた!とかクレームもあったそうですので、きちんと中わたをお客様には見せるというのは代々受け継がれています。

それでは今から側生地を剥いでいきます。

綿わたふとんは、わたが側生地の中で寄れたりしないように所々に糸で綴じています。この手法を和綴じと言います。綿わた掛けふとん、綿わた敷きふとんはもちろんですが、高級な手引き真綿ふとん(シルクのおふとん)なども和綴じで仕立てている商品もございます。

和綴じしている糸を全てハサミで切り、側生地からわたを取り出しました。
そして、計量します。お客様のわたの量は6,03kgでした。
だいたい、昭和の時代は、掛けふとん4,5~5kg、敷きふとん5,5~6kgでお仕立てしていたようです。

そして、わたを工場へ持っていきました。
すると、衝撃なことを言われました。
「今日で工場を辞めることになりました」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!嘘でしょ?」
「ほんとです」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
こうこうかくかくしかじかで・・・と説明を受けました。
「ふとん一枚もできんとですか?」
「はい。うちが頼まれとう座布団が100枚あって、あと20枚くらいを仕上げんといかんとですよ。工場が使えるとが今晩の24時までになっとうけん」
「マジっすか!?」
「はい」
「いや~ちょっと側生地剥いできたこのわたをまた側生地に戻すこともできんですか?」
「いや~それくらいはできます。これまで、いろはさんにもお世話になっとうけん」
「糸で綴じてもやんしゃあですか?」
「いいですよ」
「助かります。何時位に取りに来ればいいですか?」
それこそ、うちもまだ仕上げらないかんし、商品もここに置いとくこともできんけん車に入れとかないかんとですよ。だけん、明日、自分がお店まで持ってきますよ」
「えええええええっ~いいんですか?」
「はい。ただ時間は何時とは言えんけど」
「いいです。いいです。」
ということで、また、側生地をお店に取りに戻って渡してきました。
私、今年で55歳ですが、気のせいかは分かりませんが何か見えない力で守られとうねって思うことがあるのですが、普通、お客様宅から綿わたふとんを取ってきたら計量するために側生地を剥いで計量し、側生地はすぐにゴミ箱へ処分します。でも、何か知らんけど側生地を取っていたのです。通常ではありえないことですが、今回ばかりはずっと側生地を取っていたのです。
そして、工場の社長さんがおふとんを持って来てくれました。
側生地に再度入れ直してくれ、綴じ糸でばっちり仕上げてくれていました。
「助かりました!」

綴じ糸だけが何か光って見えるのは私だけでしょうか?

そして、お客様に電話をしました。
「すいません。嘘のような本当の話なんですけど・・・」
と一連の流れを説明させていただきました。
お客様もびっくりされていましたが、今日は自宅にいるということでお客様宅へ敷きふとんを返しに行ってきました。
【編・集・後・記】
先日、病院で生検してきました。もちろん事前に生検をするとは分かっていたので勝負パンツまではいきませんが、日頃のパンツよりも上等のものを穿いて行きました(笑)そして、仕事を終え自宅に戻りパンツ一丁でリビングでテレビを見ていたら、妻が「あんたパンツ後ろ前穿いとうよ」って言うじゃありませんか!
「はぁ~?俺がパンツば後ろ前とか穿くわけないやないか!俺ば何歳やと思うとうとや」「だって、前穴がお尻にきとうよ」「ええええっ!?」そして、ようやく立ち上がってパンツを確認すると!「ほんとやん。パンツば後ろ前反対に穿いとう。あいたぁ~看護師さんに見られとう」(苦笑)
この日に限って!嘘やろうってことが今回ばかりではなく、今でも頭を傾げるのが中学校の体育祭の時に、何故か赤のコンバースシューズハイカットを履いて行っており、学校について赤のバッシュを履いてたことに気づくも既にもう遅し。生活指導の先生に見つかり大目玉をくらいました(笑)

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