マットレス納品｜FITLABOオーダーメイドマットレス、他｜福岡県内

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み。
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングＦＩＴＬＡＢＯシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない２代目店長岡田です。

【福岡県内・男性（ご主人）・６０代】
･FITLABOオーダーメイドマットレス
･FITLABOオーダーメイド枕ワイド７０（既にお持ち帰り）
･ビラベックウールパッド
･４０番手コーマ糸使用コットンムース（肉厚ニット地）ボックスシーツ
･ボディドクターバックアップ（既にお持ち帰り）

娘様が当店まくらと眠りのお店いろはにオーダーメイド枕を作られましたご縁でご両親がご来店されました。ご主人様のヘルニアが悪化したとのことでマットレスを・・・ということでご提案させて頂きました。

私、納品事例の時によく「私は持ってる男です！オーダーメイドマットレス納品時には基本晴れ。また雨が降っていてもお客様宅のガレージ前に着くと雨が上がり晴れ間が差す！晴れ男です！」と書いておりますが・・・。昨日まで（１０月３日）福岡市内は快晴でした。もちろん納品時の天候は気になりますからＹ！天気でチェックするのですが・・・。お客様様宅納品時の降水確率６０％でした。台風２５号の影響かもしれませんね。今回ばかりは、雨を避けられそうにありません。

例えば、晴れ男と言っといて納品の時に雨が降ってたら「私の納品の時には雨が降ったじゃん。今までは晴れ男だったのに私の時でストップじゃん」となりますよね。せっかく良い商品を買ってもらっても天候のことで嫌な思いをさせてしまうかもしれない・・・。もう、これからは晴れ男とは記事に書かないでおこうと強く強く思いました。

だから、朝一番に商品が雨で濡れないようにビニール袋で包み車に積みいざ出発。

お客様との納品時のお約束時間は１２時１５分。おっと３０分前に着いてしまいましたので、近隣をうろちょろうろちょろして時間潰し。

「あっ！いつの間にか雨が止んでる」

そうなんです。雨が上がっていたのです。
通常なら晴れ男をアピールするために７行～１０行をダラダラ書くのですが・・・（苦笑）もう晴れ男はさらっと流していきます。（苦笑）

そして定刻時間通りお客様宅へ。

ご主人様の寝室は２階でしたのでさっそくＦＩＴＬＡＢＯオーダーメイドマットレスをベッドメイクしていきます。前日に腰をしっかりサポートできる、からだリラックスバーをマットレス下部にセットしていました。（ＦＩＴＬＡＢＯオーダーメイドマットレスは、体型を測定して大・中・小キューブを組み合わせて１３，０００通りの配列からお一人おひとりの体型ライン（凹凸）に合わせて作るマットレスです。）

（※画像はお客様のマットレスではございません）

マットレスに求められるのは、体圧分散性と寝姿勢保持ですが、この二つは相反するものなんです。体圧分散性だけを求めると肩や肩甲骨への体圧は軽減されますが寝姿勢バランスは崩れ、寝返りもうちにくくなります。寝姿勢保持だけを求めると腰がしっかり支えられず、また背中、お尻、腰骨に体圧がかかりすぎて不要な寝返りが増え睡眠の質の低下に繋がります。

からだのライン×体重「頭８％」「背中３３％」「お尻４４％」「足１５％」考えて大・中・小キューブウレタンを組み合わせて「体圧分散性」「寝姿勢保持」の相反するものをバランス良く仕上げたものが、西川リビングＦＩＴＬＡＢＯオーダーメイドマットレスなのです。そして、背骨は一本で繋がっていますので、まくらとマットレスは対で考えてくださいねという考えが根底にあるので、ＦＩＴＬＡＢＯ（フィットラボ）は、オーダーメイド枕＆オーダーメイドマットレスを一緒に作ることができるシステムなのです。

マットレスに求められる体圧分散性と寝姿勢保持はクリアできても、最後に睡眠生理を考えなくてはなりません。人は眠っている間にコップ一杯（２００cc）の汗をかくと言われていますが、最初のノンレム睡眠（深い睡眠）時と２番目のノンレム睡眠時に大量の汗をかきます。（※汗といっても、液体ドバドバの汗ではなく、不感蒸泄という気体（水蒸気）の汗です。簡単にわかる不感蒸泄実験は、ビニール手袋をすると自然と汗をかいてきます。ようはそれです。）

この急激な発汗による湿度変化に対して吸湿性と放湿性に優れたマットレスパッドが必要になるのです。この湿度変化に対応できない寝具だと汗冷えからの寝冷えに繋がるのです。
マットレスパッド＝ベッドバッドですが、これも正直同じ名前が付けどどれも同じものではございません。

当店おすすめのベッドパッドはドイツ製ビラベックウールパッドです。（フランス/サウスダウン種）メインボディーのバージンウール・ロイマリンドウール（「ロイマリンド（Rhevmalind）」ドイツ語で「リューマチを和らげる」という意味で、リウマチや神経痛の方にとっては高い湿度は絶対に避けなければなりません。）のみを、一切の化学薬品は使わず大量の水と中性洗剤のみで洗浄しているので敏感肌の方やアトピーの体質の方でも安心してお使い頂けます。

ウール本来の吸湿性と放湿性を損なうことがないように不織布で包まず、通気性抜群のマコ・トリコット生地（エジプト綿・ジャージ生地）に包んでいます。それができるのも、ロイマリンドウールは縮れが強いために側生地から飛び出しにくいのです。（マコ・トリコット生地は、通常の寝具に使われている生地よりも１００倍通気性がある生地です。）

ビラベックウールパッドをセット。
これで睡眠生理もばっちりです。あとは掛け寝具との兼ね合いも考えなければばっちりです。

何故なら快適な寝具内の温度湿度（寝床内気候）は、これから寝やすくなる秋、激寒な冬、心地よい春、暑い夏でも、常に温度３３％±１℃、湿度５０％±５％が快適なのです。この数値を目指していくには、ビラベックウールパッドは欠かせません。

最後に、百貨店でも家具屋さんでも量販店でも取り扱っていないボックスシーツがあり、それは、４０番手コーマ糸で織り上げられたコットンムース（肉厚ニット地）・ボックスシーツで包み込みました。
（当店まくらと眠りのお店いろはが取り扱うコットンムースは、編み・染色加工は全て国産です。）

しかし、写真でコットンスムース・ボックスシーツの良さを表現するには、私のバカチョンキャメラでは限界がありますので、「柔らかさ」「しなやかさ」「肌触りの良さ」など、まったく伝わらないと思いますが、秋・冬・春まで気持ち良くお使い頂けます。（当店２階ベッド＆マットレスコーナーにて体感できます。）

暑い夏は、ビラベックウールパッドとコットンムース（肉厚ニット地）ボックスシーツをしたままで、その上からリネン（麻）パッド（四隅ゴム付き）をセットしてもらうと快適です。リネン（麻）は、天然素材で体に優しく、吸湿性・放湿性にも優れており、さらには接触冷感で熱がこもりにくいのです。
（ホットフラッシュでお悩みの方などは、１年中お使い頂いてＯＫな寝具アイテムです。）
お買い上げ頂いたリネンパッド（四隅ゴム付き）は、側生地：麻１００％/中わた：麻１００％/日本製

全てのベッドメイクを終えると、奥様が下でお茶でも・・・と言ってくださりダイニングに案内して下さいました。ご用意して下さったのは、クロワッサン、マロンパイ、紅茶、珈琲。

「いただきます」

（こげな美味しいクロワッサンやらマロンパイば、いつも食べよんしゃったい。くぅ～。）（心の声）

いや～感激です。「美味しい！」

また珈琲カップ、お皿のデザインも楽しませて頂きました。

奥様、御馳走様でした。

当店からお客様宅まで下道で１時間３０分。高速で１時間以内。
マットレスを全てセッティング（ベッドメイク）して配送業者に頼むということも一つなのでしょうが、お客様はわざわざ遠方から当店まくらと眠りのお店いろはへ来てくれております。ならばお客様が道中見て来たであろう、その同じ景色を共に共有したい！という強い思いがわき上がるのは必然です。だから、だから、だから！自分で販売したものは、なるべくならば自分の手でお届けしたいと強く思うのです。