からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない2代目店長岡田の今日の一人言:西郷どんが最終回でしたね。えっ、今頃?と言わないで下さい。私録画派ですので・・・。雨は降る降る、人馬は濡れる。越すに越されぬ田原坂・・・。壮絶な戦いが繰り広げられてたのですね。同郷同士・・・。しかし、初回から最終回までの間に主役の鈴木亮平さんの体作りに天晴れですね。もちろん役作りもですが・・・。お疲れ様でした。来年は、いだてんですね。見る楽しさあるのかな?
【福岡県福岡市南区・女性】
一見のお客様がご来店。
とにかく暖かくして眠りたいけど、最近の寝具は暖かくないのですかね・・・?と言われました。
思わず「ええええええええっ~」千原jrバリの声を張り上げてしまいました。
「どっどっどういうことですかね?」
お客様がお話されることに、そっと耳を傾けると・・・。
よくふとんが寒い寒いと言われる方のあるあるな寝具の使い方をしてらっしゃいました。
掛け寝具の方は、羽毛布団、毛布を2、3枚、肌布団2、3枚を掛けて寝ているそうです。
まず、寝具が寒いからと上にどんどん羽毛布団だ、毛布だ、肌掛けふとんだと重ねていけば暖かくなる!たしかに暖かくなります。しかし暖かくなると汗をかきます。その汗の逃げ場所がないと汗冷えに繋がります。汗冷えからの寝冷えに最終的には繋がり寒く感じるのです。また掛け寝具を重ねて重ねて暖かくしても、敷き寝具が寒ければ、まったく体は温まりません。
私が常日頃からお客様に言うのは、寝具はただ暖かいだけではダメなんですよ!と。暖かくても吸湿性・放湿性に優れていなければ、全ては汗冷え、寝冷えに繋がります。
掛け寝具は、とりあえずは羽毛布団、毛布、肌掛けふとんなどお持ちで、羽毛布団は百貨店さんで買われていたとか・・・。私は敷き寝具アイテムをご提案しようと思いました。もちろん、羽毛布団、毛布、肌掛けふとんなどこだわればキリはないですが・・・。
お客様はベッドでやすんでいると言われました。ドイツ製ビラベックウールパッド、キャメルパッド(Downhair)、ムートンシーツを当店2階ベッドコーナーから1階売り場にお持ち致しました。
ウールパッドやキャメルパッドは湿気を吸って(吸湿)、はき出す(放湿)ときに熱にかえてくれるので暖かいのです。ウールパッドやキャメルパッドなど同じ名が付けばどれも同じか?というとどれも同じではないのです。たしかにウールやキャメル素材には保温性に優れ、吸湿性、放湿性は抜群ですが、その吸湿性、放湿性を生かすも殺すも生地次第ということもあるのです。
でも実際に寝て体感いただくのが一番です。
「ちょっと寝てみてください」
「いやいや、寝なくても分かりますから」
「いやいや何がわかりますかいね。分かりませんって」
「いや大丈夫ですから」
というやりとりを繰返して、ウールパッド、キャメルパッド、ムートンシーツに寝て頂きました。
(もう本当に寝らんとわからんとですよ~。寝てくださいって~という当店まくらと眠りのお店いろはの接客も、買う!とも決まってない人にとっては、大きなお世話感が半端ないですよね。そりゃ買ってくれたら嬉しいですけど、でも当店まくらと眠りのお店いろはとしては、買わんでもいいけん寝て体感してみてくださいよ!とついつい体当たり接客しちゃうんですよね・・・。)
この記事をたまたま読んである方!はは~ん、寒い時にはウールパッド、キャメルパッドを今使っているベッドや敷きふとんの上に重ねて使えばいいのね!と早合点しないで下さいね。上記にも書きましたが、ウールパッド、キャメルパッドと名が付けばどれも同じではありませんから。
ウールパッド、キャメルパッドはどちらも側生地に包まれています。側生地に包まれていなくて毛のもじゃもじゃにダイレクトに寝て頂くのがムートンシーツです。
ムートンシーツでもシープトンと呼ばれてる大人の羊のムートンと、スプリングラムと呼ばれている生後3~5月の子羊のムートンがございます。当店まくらと眠りのお店いろはが取り扱うムートンの約9割はスプリングラムのムートン(2018年12月現在)なのですが・・・。これがシープトンをメインに取り扱われるお店もありまして、そのお店に行くと「スプリングラムのムートン?あぁ~毛が柔らかすぎてすぐに毛が寝ますよ。ムートンの役割はしませんよ。その点うちのムートンは、シープトンで・・・」となるのです。
お客様には寝て頂いた状態でいろいろとお話させて頂きました。
ムートンシーツを使ってもらうことで重ねている掛け寝具の枚数を減らしてもらうのが一番です。
お客様はムートンシーツをお買い上げ下さいました。
お客様は言われました。「まさか、敷き寝具の方を見直されたら?」という私の提案にびっくりされたそうです。
「騙されたと思ってこの人のこと信じてみようかしら・・・」
いや騙しはしませんって(苦笑)
私はお客様にこう言います。オーダーメイド枕を作りに来た人にはマットレスのお話もします。それは、硬いマットレスやせんべいふとんに寝られている状態なら横向き寝では肩を圧迫しているはずだし、仰向け寝では背中の圧迫や腰が全く支えられていない状態だったりするからです。そんな状態でリラックスして眠れるでしょうか?また昨日、買ったばかりのマットレスですと言われても、そのマットレスがお客様の体型に合っているかどうか分からないので、やはりマットレスのお話は致します。私はオーダーメイド枕を作るのが仕事ではないんです。オーダーメイド枕を通じて、からだリラックスでおやすみいただける寝床を作るのが私の仕事なのです。マットレスを目的にご来店された方には、もちろんオーダーメイド枕の話もするというのは背骨は一本で繋がっているので当たり前のことなのであります。
寝具を販売するお店はリアル店舗に限らず、インターネット販売、テレビショッピングなど今の時代家に居ながらにして買える時代です。単なる物売りの寝具販売と当店まくらと眠りのお店いろはは何が違うのか?それは言わずもなが提案力です。
良い商品+良い商品+良い商品=良い商品の力が発揮できず台無し
ということもあるのです。まぁ~台無しというのはちょっと言葉がオーバーかもしれませんが。
「でも私、今はお金持っていませんけど」
「お金なら今はなくても配達の時でもいいですよ。」
「銀行って近くにありますか?」
「福銀、西銀、あとファミリーマートがありますよ」
と場所を説明しました。
「ちょっと待ってて下さい。おろしてきますので」
お客様が購入されたムートンシーツ(ベージュ色)です。
寒がりな人におすすめの寝具アイテムであり、体圧分散性にも優れているので、寝たきりの方にもぜひ使って欲しいです。ムートンはメディカルムートン、医療ムートンとしても取り扱われているので、床ずれ予防、褥瘡予防、また床ずれ、褥瘡になった方にもぜひ使って欲しい寝具アイテムです。
銀行に行かれて戻って来られました。
配達の日時をお伺いすると・・・。
「年明けでいいです」
「ええええええっ~。27日から物凄く寒くなるってテレビで言いようですよ。だけん寒くなる前がいいちゃないですか?」
「いやいや来年でいいんです。」
「ええええっ来年でいいとですか?」
「はい」
「わかりました」
(たしかに新年を迎えるにあたり真っ新な寝具で迎えたいと思われる人もあれば、新年を迎えた上で真っ新な寝具を使い始めたいと考える人もいらっしゃいます。)
ありがとうございました。
また、当店まくらと眠りのお店いろはが取り扱うムートンシーツは1センチ真四角に4~5千本の毛が密集しており、その無数の毛一本一本で体全体を支えているので圧迫することがないのです。
まずはもっとも圧迫をしやすい背中に6ミリ厚のバーを差し込みたいと思いますが、差し込むことができるでしょうか?この6ミリ厚のバーに意味はあるのか?と言うと意味はありません。たまたま当店まくらと眠りのお店いろはにあるバーの厚みが6ミリだったということだけです。
チャラララララァ~♪
マジックショーで流れるあの定番のBGMでお楽しみ下さいませ。
スゥーと6ミリの厚さのバーが背中の下に差し込まれましたよ。当店まくらと眠りのお店いろはが取り扱う約9割のムートンはスプリングラムのムートンですが、上層部の毛は確かに柔らかいんだけど、根元はきちんと立っているのです。だから柔らかくても6ミリ厚のバーがスゥーと入るのです。
いやいや、たしかに6ミリ厚のバーは背中の下に入っていったばってんが、寝た時に重たいところはお尻やないとね?「はい!よくご存知で!寝た時に体重の8%=頭、33%=背中、44%=お尻、15%=脚と言われております。では、お尻に6ミリ厚のバーを差し込めるか実験してみましょう」
チャラララララァ~♪
気持ちよかごと6ミリ厚のバーがお尻の下にスゥーと入っていきましたよ。
背中、お尻、ふくらはぎと6ミリ厚のバーが体をすり抜けております。だから、圧迫することがないからムートンはメディカルムートン、医療ムートンとしても扱われているのです。寒がりさんはもちろん、健康な方から体調を崩された方、関節炎でお悩みの方、リューマチでお悩みの方におすすめです。
実は熱がりさんもなんですよ!
お客様がとにかく暖かくして眠りたいけど、最近の寝具は暖かくないのですかね?と言われ、いろいろお客様のお話をお聞きし、まくらと眠りのお店いろは店長岡田がご提案した商品は、掛け寝具アイテムではなく、敷き寝具アイテムの一つ、寒がりな人におすすめの敷き寝具アイテム、あったかムートンシーツでした。