福岡（天神）の百貨店内でオーダーメイド枕を作られご愛用歴3年のお客様。FITLABOフィットラボ・オーダーメイド枕に作り替えされました。

からだリラックスな眠り、朝を迎える笑み
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
体圧測定/立位測定（全身・側面）システム「フルボディートレーサー」導入
睡眠環境診断士/ピローフィッター
たばこは吸わない、2代目店長岡田の今日の一人言は本文最後の編集後記にてどうぞ。

【福岡県春日市・女性（奥様）・７０代】

飛び込みでご来店されたお客様。

３年前にオーダーメイド枕お仕立てギフト券をお子様からプレゼントされ、福岡の百貨店の中にテナントで入られている全国チェーン展開のまくら屋さんでオーダーメイド枕を作られたそうです。

数ヶ月前に、全国チェーンのまくら屋さんからオーダーメイド枕を作られて数年経っているので高さ調整のメンテナンスをしませんか？というご案内をいただき、それならばオーダーメイド枕のメンテナンスに行こうと思われ行かれたそうです。オーダーメイド枕の高さ調整をしてもらい、お渡しのときにオーダーメイド枕を二つ折りにされて小さな袋？にぎゅうぎゅう詰めに入れられたそうです。それからというもの中材の片寄りを感じるようになり高さも合わなくなったと言われました。
（※お客様が言われたことをそのまま書いております）

「もう一回、オーダーメイド枕の高さ調整をしてもらったら元通りになるっちゃないですか？」

「オーダーメイド枕って意外に重たいんですよね。まくらを抱えて電車に乗って天神まで行くのも年齢も年齢だから疲れるんです」

「そうですか・・・」

「今まで何もなかったけど、そのまくらのメンテナンスに行ってから朝起きる度に首が重たくて、動いているとだんだん良くなるんですけど・・・」

「朝、目覚めて首が重たいのは寝返りを打ててなかったり、眠りの質が悪いと目覚めてからすぐに肩や首がだるおもと感じたりします。だから、目覚めてすぐに立ち上がらないで、首のストレッチをしたり、ごきぶり体操と入って寝た状態で手と足を天井へ向けて手足をバタバタしたりして起きられるといいですよ」

「私、あまり寝返りを打たないんです」

「あぁ～」

「私が使っているオーダーメイド枕は、端の方が物凄く高くなってて、なんかまくらに埋もれたような状態になるんですよ」

「はいはいはいはい。寝ている時に大切なのが寝返りなので、まくらは仰向け寝の高さ、横向き寝の高さを考えなくちゃいけませんから真ん中が低くて両サイドが高い形状は理想的なまくらの形状なんです。しかし、後頭部から首にかけての高さと肩幅の高さの高低差が大きければ大きいほど、測定通りにまくらを作ると大変寝にくいオーダーメイド枕の仕上がりになります。まさにお客さんの仰向け寝で寝るとまくらの両サイドが高いのでまさにまくらの中に埋もれた状態になります」

「そうなんですね」

「だけん、オーダーメイド枕と名がつけば、どこのお店で作っても同じ高さになるのか？というと同じ高さにはなりません。それは、測定方法も違うしですね。だから、オーダーメイド枕で大切なのは、測定であり、作り手の経験値に左右されるのです。身内の恥を言うのもなんですが、県外でＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕を作られた奥様が、ご主人の転勤で家族揃って福岡に来られ、その奥様がオーダーメイド枕の高さ調整にご来店されたのですが、その時に奥様がなんかこのオーダーメイド枕の寝心地がなんかずっと、ん？ん？ん？って感じてて・・・と言われましたので、私ならそのような作り方はしません！というと、目を点にされびっくりされていました（笑）そして、高さ調整をしてあげると全然違うと・・・。まぁ～この時には有料の調整方法を取らせていただきましたけどね。同じ測定方法、同じオーダーメイド枕の側生地、中材を使っていても全然違ってくるのがオーダーメイド枕です。料理人の世界でも同じことが言えると思います。料理人二人が卵とバターと調味料を使ってオムレツを作ると、全くの同じ材料で作ったにも関わらず味が全然違う・・・。まぁ～料理人の場合には、料理センスも加味されるでしょうが・・・」

最近、飛び込みでオーダーメイド枕のことをお尋ねになり、パンフレットとかってありますか？と言われてお渡ししますが、パンフレットを差し上げてオーダーメイド枕を作りに再来店された人って誰一人いません（笑）パンフレットもらって満足されたのか？分かりませんが（笑）パンフレットを貰ったところで基本、パンフレットには良いことしか書かれていませんから、パンフレットの内容全てを鵜呑みにすると失敗のもとです。パンフレットをもらうくらいなら、私店長岡田が生の声で説明させていただくし、時間がなければ店長ブログを読まれた方がよっぽどよっぽどマシでパンフレット読むよりも全然いいと思うけど（笑）って思いながらお見送りしています。

お客様はそれでも、全国チェーン展開のまくら屋さんのオーダーメイド枕を３年は使われていますから、そのオーダーメイド枕の高さに体が慣れているということも考えられます。絶対に当店まくらと眠りのお店いろはでお作りするオーダーメイド枕との高さは全然違うこともやくやくお話しさせていただきました。

「オーダーメイド枕を作ります」

「本当にいいんですか？」

「はい。ここなら自宅からも近いし、オーダーメイド枕の高さ調整にも持って行きやすいかなと思って」

「ありがとうございます」

と言うことで、早速、カウンセリングシートをご用意してご記入をお願い致しました。

オーダーメイド枕を他店で作られて、説明も受けているとは思われますが、もう一度、そもそもまくらの役割とは？をしっかりお話しさせていただきました。

体型を測定して体型に合わせて作るオーダーメイド枕は、いびき、首こり、肩こり、頭痛を治す治療器ではございません。既製品のまくらの宣伝とかでも誇大広告みたいなとにかくイメージ、連想させて、まくらを替えればお悩み解決！みたいな風潮になっているのはとっても怖いことです。まくらの相談で来店され、オーダーメイド枕のお話しをして、体型に合わせたオーダーメイド枕と言えども首こり、肩こりを治す治療器ではございませんと説明すると「えっ！オーダーメイド枕を作っても首こり、肩こりが治らないんだ～だったらいいです」とすぐにお帰りになられた方もいました（笑）

しっかりお話しをさせていただき、ご納得されたのを確認して体圧測定を行ないながら５種類の中材から中材選びをしていただきました。お客様は全国チェーンのまくら屋さんで作られているオーダーメイド枕は、中材選びはできないはずです。

中材が決まり、３種類のオーダーメイド枕から２０年の歴史があるＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕レギュラー６３をお選びになられました。そして、立位測定を行ないました。

測定データのまくらデータを助手に渡しオーダーメイド枕を作らせ、ボディーデータをプリントアウトしお客様に説明しました。

説明が終わる頃に、オーダーメイド枕が出来上がっていますので、２階ベッド＆マットレスコーナーへご案内いたしました。

お客様が現在ご使用中のマットレスは、全国チェーンのまくら屋さんで購入されたそうです。ウレタンフォームの点で支える高反発マットレスということで、全く同じマットレスはございませんが硬さを確認していただき、今お使いのマットレスの硬さとなるべく同じ硬さに近いものでオーダーメイド枕のフィッティングを行ないます。

「仰向け寝と横向き寝のまくらの高さの高低差があまりないと思いますが・・・」

「そうですね。顔が両サイドの高さの影響で埋もれている感じは全くしません。私のオーダーメイド枕とは全然違います。いいですね」

「寝返りはあまりしんしゃれんって言いよんしゃーけど、寝返りは絶対にしたほうがいいので寝返りをしてみて下さい」

「あぁ～寝返りもしやすいです。スムーズにできます」

「ただ、先程も言いましたが、今は寝やすいと思われていても、なんだかんだで今までのオーダーメイド枕を３年間はご使用だったので、体がそのオーダーメイドまくらに慣れてしまっていることも十分考えられますので、その日の体調によっては、やけに高さが低く感じるときもあるでしょう。その時は、今までお使いだったオーダーメイド枕を引っぱり出してきてそのまくらでおやすみされてもいいですが、徐々にＦＩＴＬＡＢＯフィットラボ・オーダーメイド枕の高さに慣れていかれて下さい」

「わかりました」

そして、最後に高さ微調整を行ないオーダーメイド枕を完成させました。

そして、階下へ降りていただき、オーダーメイド枕の取扱い方、洗濯方法を説明し、専用ピローケースを４種類の素材から１枚を選んでいただきました。また、ご自宅がお近くというこもあり、お店も暇だったの（苦笑）お客様をご自宅まで車でお送りしました。

ありがとうございました。

【編・集・後・記】

２０２２年５月のゴールデンウィークより、母、伯母、叔母、私、嫁の５人で食事会をするようになりました。第一回目が、福岡市中央区今泉の福新楼（中華料理）でした。それから３ヶ月後に第二回目が、福岡市中央区西中洲の星期菜（広東料理）でした。そして、第三回目は、私の食べたいものでいいと言われましたので、福岡市南区那の川の札幌かに本家（かに料理）へ行きます。いや～蟹はなかなか食べないので無茶苦茶楽しみです。蟹を食べるのを想像しただけでよだれが出そうです。

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