睡眠環境診断士&ピローフィッター
「はなす」「はかる」「つくる」「あわせる」
西川リビングFITLABOシステム導入
たばこは吸わない2代目店長岡田です。
アサデス。と言えば・・・。
徳永玲子さん!そして、KBCアナウンサー:宮本啓丞さんのお二方が総合司会の番組です。
福岡の朝の情報番組は、九州朝日放送KBCアサデス!その番組の中の人気コーナー、深オイに出演しました。今回のテーマは、
間違いだらけ、ふとんの新常識
ありがたいことに3年連続(2014年、2015年、2016年)KBCアサデス。に出演。そして今年2016年は今回で3度目の出演。間違いなく福岡県内!いや九州の寝具(ふとん屋)店でテレビ取材を一番受けているお店です。
ブログ記事:テレビ取材で一日店を留守にしていました!?
今回は2名の視聴者宅様へロケに行って来ました。
まずは街頭インタビューから・・・。
この奥様、毛布をかぶって掛け布団かぶって・・・熱くなって夜中おふとんを蹴飛ばしていると言われました。
20代の子は、おふとんと毛布を重ねて重ねて重ねて・・・体が動かなくなるなるようなのが好き!だと。でも朝起きて、体を曲げるとボキボキっとすごい音がするらしい・・・。
こちらの20代の女性も、毛布みたいな生地のものを敷いて、毛布と掛け布団・・・。するといつもおふとんは隅っこにいってると・・・。暑かったんでしょうね・・・と。
福岡県民の方へ!私店長岡田が、まくらと眠りのお店いろは福岡!の看板しょって解決しますよ!オーダーメイド枕のこと、マットレスのこと、ふとん、寝具全般のことを聞いてくださいな!
ということで、間違いだらけの布団の新常識を教えに視聴者様宅へ!
行ってきます!
さっそく、視聴者宅様のお宅へお邪魔しました。まず眠りとは3分の1は眠っていると知ってる方も多いと思いますが、その3分の1の眠りは、残り3分の2の暮らし、生活、心、体、明日のための充実の為なんですよね。これを理解すると、ただ寝るから、どうせ眠るならぐっすり眠りたい!と思うのではないでしょうか・・・・?
そして、寝具も使い方一つで気持ち良くもなり、寝苦しくもなったり・・・するんです。
奥様の毛布はアクリル毛布。アクリル毛布を使われている方々は、おふとんの上に乗せてねるのが正しい使い方なんです。人間は睡眠中にコップ一杯の汗をかき、また不感蒸泄として水分を常に発しているのですが、アクリル素材はその汗を吸湿することなく、放湿することもできないのでおふとんの中はムレ蒸れ状態になります。そのまましていると体を冷やす原因になり風邪をひきやすかったり、体調を崩しやすくしたりします。
しかし、ひょっとすると65歳以上の方に多いのが、アクリル毛布は掛けるのもいいけど、シーツ代りに敷いて使うと気持ちが良いのよね・・・と言われる方もいます。何故、そんなことを言われるのか?
今でこそ掛け布団は羽毛掛け布団が主流ですし、マットレスはウレタン素材主流です。昔は掛けも敷きも綿わたのふとんばかりでした。綿わたふとんはドレープ性がなく、隙間から冷気がビュッ~と入ってくる。また綿わたは湿気も吸いやすいから今時期(11月~)は、おふとん自体が湿気を溜め込みしとっ~と冷やっとしてる状態。天日に干したいけどよほど天気がいいときじゃないと逆効果。
そんなときに、アクリル毛布を敷き布団の上に敷くことでおふとん自体の湿気をシャットアウト!、また掛け布団の内側に入れることで湿気のシャットアウトとドレープ性が良くなり肩口からの冷気をシャットアウトしてくれます。また昔は一戸建てだからすきま風もありました。だから、この時代にアクリル毛布が発売されたときには爆発的に売れたと聞いております。
でも今は一戸建てにしろマンションにしろ気密性は高いですよね・・・。
ただ温かいだけでいいなら、大袈裟に言えばビニールでもかぶっとけばいいとですよ!でも2~30分したらムレ蒸れになるのは想像がつきますよね・・・。それって本当に気持ちが良いと言えるでしょうか?
なので、ただ毛布の使い方を内側から外側、羽毛掛け布団の上にのせてくださいと奥様に言いました。
奥様・・・。「えっ!?たったそれだけ~?ま・さ・か~」と半信半疑。
実を言うと、おふとんの中(内側)の温度と湿度が物凄く大切で、寝床内気候というのですがその適温が、温度33度±1度、湿度55%±5%と言われております。僕ら眠りのプロはその適温になるべく近づくように寝床をご提案しているのです。
そして毛布を逆(外側)にして1時間眠ってもらったのです。
すると・・・。陽だまりの暖かさと言われました。
そうなんです。蒸れて温かいのではなく、自然な暖かさが気持ちよさに変わるのです。
奥様も納得されたみたいで、今晩からさっそくこの順番で寝ます!と言われました。
また奥様のアクリル毛布はアクリルでも薄いタイプの毛布でしたが、2重合わせのちょっと重たいアクリル毛布を羽毛掛け布団の上に掛けると羽毛掛け布団の膨らみを潰すことになるのでこれではせっかくの羽毛掛け布団の暖かさが損なわれますのでお気を付けくださいませ。
続いて2件目の視聴者様宅へ・・・。
わちゃ~奥様のそれパジャマ?それ部屋着でしょう。女性が絶対に好きなモコモコの素材のやつ。それってポリエステル!物凄く寒がりだから!と言われました。
しかし、奥さんは温かさをはき違えてらっしゃる・・・。その格好が逆に体の冷えを作り出しているのです。まさに暖かさの悪循環。
寒がり・・・冷え性だからと厚着して寝ると寝返りも妨げられ、肩こりや腰痛の原因にもなります。
奥様の寝床も化学繊維のオンパレード。しかもお子さんと一緒に寝てあります。よく子供をお持ちのお母様方に話すのは、大人が気持ちいいと思える寝床は、子供も気持ちがいいとは限らない!ってこと。しかし、子供が気持ちいいと思える寝床は、大人も気持ちがいいんです。
敷きパットを綿素材のものに替え、タオルケットを止め、掛け布団は今まで掛けカバーをされずにそのままお使いだったのでタオルカバーをセットしアクリル毛布を一番上にのせました。
奥様、「綿素材だと気持ちいい」と言われました。綿素材の温かさ、気持ちよさ、心地よさを知られたみたいです。お母さんが気持ちが良いってことは、お子さんはもっと気持ちがいいってことなのです。
快適な眠りは、汗を素早く吸湿し、いかに素早く放湿するか!がポイントです。また寒がり、冷え性の方はとにかく厚着すればいい!おふとんを重ねればいい!ということではダメです。掛け布団もたしかに大切ですが、汗の70%は敷き寝具が吸収するので敷きパットなどを見直しするだけで寝心地が快適になります。
今お使いのおふとんが未明に行方不明になり、あまりの寒さに目が覚め探し連れ戻すを繰り返してある方は寝具を見直してみましょう。今回のように応急処置(寝具の順番を変えてみる)で対応できることもありますし、この際思い切って寝具の全てを見直したいという方はぜひ、まくらと眠りのお店いろは福岡!店長岡田があなたの寝床をお作りいたします。福岡市南区井尻、井尻商店街内でお待ちいたしております。
羽毛掛け布団の内側に入れて使う毛布も取り揃えております。
おすぎさんも「そうなのよ~毛布は掛け布団の上にのせて使うのは正しい使い方なのよ~」と言われました。
ありがとうございました。
次はあなたのお宅へお邪魔します!